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必殺? 値上げ作戦
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今日、いい知らせがあった。
社長「先生を利用して、
値上げできました!!」
今回は、
この会社の値上げのカラクリ
についてお伝えしよう!
この会社は、建築部品の製造業。
数多くの部品の製造を行っていて、
「材料を仕入れて加工する部品」
もあれば、
「材料は無償支給で 賃加工する」
仕事もある。
ボクは、顧問先に
「粗利益が重要!」
単価を上げる努力の積み重ねが大事
と、口酸っぱく言ってきている。
この会社は、年商6億円。
7~8年前は、
「値上げなんて言ったら、仕事がなくなる!」
最初は値上げにシブシブだったけど、
値上げの文化が根付いてきた会社だ。
A部門の責任者が、
ある部品の加工賃をあげようと
営業をかけた。
原料無償支給の賃加工から、
原料を仕入れての加工にするなら
10%加工賃を上げる。
そこで、昨年の10月から、
原料を仕入れて加工することとなった。
11月になって、
その部品の損益を検証した。
売上 300万円
利益 60万円 だった。
仕入は 700万円
在庫は 540万円だった。
12月になった。
売上、利益 11月と同じ。
在庫は600万円になっていた。
ボク「社長、これじゃあ、
毎月の利益6万円アップのために
仕入のためのキャッシュアウト
お金が600万円も減っています。
在庫購入資金を回収するには、
600万円÷6万円=100カ月
8年もかかりますよ。
預金の持ち出しが大きすぎて、
儲かっているって言えませんよ」
1月、2月も
売上、利益は同じだった。
在庫は600万円だった。
仕入をするとき、
大ロットでの仕入が必要とのことだった。
ボクは、また同じことを伝えた。
社長「う~ん」
うなってしまった。
3月に入り、
社長は、取引先へ向かった。
社長は、伝えた。
社長「うちの顧問税理士が、
この仕事は在庫を持つばかりで
儲からないから返せ、返せ、返せ、
と、うるさいんです。
私は、お返ししたくないんですけど、
税理士の先生がうるさいので、
この仕事をお返ししたいです」
取引先「いや、それはウチが困ります。
なんとか続けてほしいです。
加工賃1円から2円へアップする
ので、続けてください。」
なんと、
加工賃が2倍になった。
月間の損益が
売上 300万円
原価▲240万円
利益 60万円 から
売上 360万円
原価▲240万円
利益 120万円 になった。
年間720万円
利益が増えた!!
顧問先へ、
常々ボクは言っている。
社長が交渉したい、
言いたいことがあるときは、
銀行へも、取引先へも
「税理士が言っているから・・・」
と、言うように伝えている。
「税理士を悪者、
悪代官にして交渉してください」
と。
今回は、まんまとうまくいった。
こんなに利益が増えたら、
税理士に顧問料払っても、
たくさん余ってしまう。
顧問先が儲かる!!
ボクにとって、
とても とても 嬉しい事件だった。
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