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仕事分は、自信をもって経費にしよう!
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先日、
相談があった。
「今、妻と住んでいるアパートで
仕事をしているんですけど、
アパート代は全部経費になりますか?」
こういった質問は、
よく質問を受ける。
仕事とプライベートが混じっている経費って
経費になるのか、ならないのか
よくわからないよね。
スマホ代や、ガソリン代って、
仕事でも使うし、
プライベートでも使うし、
どうしたらいいの??? って。
今回は、
“私用”と“仕事”が混在している経費
についてお伝えしよう。
私用と仕事がミックスしている経費について、
〇%は私用分、〇%は事業分とわける
ことを 家事按分 というよ。
法人にはない考え方だよね。
私用と仕事がミックスしている経費
って、どんなものがあるかな?
<家事按分が考えられる科目>
・自宅兼仕事場として使っているアパート
の家賃や水道光熱費
・スマホやネットなどの通信費
・ガソリン代や車検、自動車税 保険料
などの車両費
仕事でも私用でも使っている経費って、
仕事で使用している部分は、
客観的な判断基準を決めれば、
経費として計上できるんだよね。
でも、適当はダメ。
税務調査が入ったときに、
キチンと客観的に説明できることが重要。
考え方は、難しくなくて、
仕事で使った分を経費にすればいいだけ。
じゃあ
どのように按分したらいいかな?
家賃だったら、
面積や使用している時間で、
ガソリンだったら、
使用日数や走行距離で、
按分するといいよ。
家賃や、電気代を例にあげて
具体的に 考えてみよう。
・家賃は 9万円/月
・全体の面積は60㎡
・うち仕事場は20㎡
↓ 1カ月の仕事分の家賃の計算式
9万円×20㎡/60㎡
仕事分の家賃は 3万円/月になるね。
・電気代が3万円/月
・週6日、1日7時間仕事をしている
↓ 仕事分1カ月の電気代の計算式
(6日×7時間)/7日×24時間
仕事分の電気代は 7500円/月になるね。
経費を多くしたいからと言って、
プライベートの分も含めて、
家賃全額、電気代全額を経費にしたら、
脱税になってしまうよ。
仕事と関係ない分まで経費にしているからね。
こうやって一度決めたルールは、
毎年継続していくのが原則。
ある経費の割合が、
昨年は20% 今年は50% 来年は30%
というのはダメ。
とはいうけど、
実際のところ、
仕事の実態に応じて変動しているなら、
変動していてもOK.
合理的、客観的に説明できればいい。
この経費の按分は、いつするかって?
毎月の帳簿でやってもいいし、
年一回合計額で按分してもいい。
前述の家賃で例にあげるなら
(借方) (貸方)
支払家賃6万円 預金9万円
事業主貸3万円
だね。
最後に、まとめ。
「ガソリン代は、何割経費にできますか?」
と聞かれるけど、
按分の割合は、法律で決まっていない。
按分のルールは、
仕事で使っている分を経費
にするという考え方。
仕事に使った分が経費になるわけだから、
事業主1人1人の状況によって違う。
自分で判断して決定すればいい。
所得税が苦手な税理士の場合、
経費にできるのに 経費にしなかったり、
間違える場合があるから気をつけてね。
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